震災停電で多大な迷惑をこうむった荒川区の助成事情

東日本大震災による電力不足で、東京23区中、最も計画停電が実施された荒川区。
しかも直前にならないと実施するかどうかもわからない、やきもきした状態が3ヶ月以上も続き、荒川区役所も荒川区民も多大な迷惑をこうむりました。
特に当初は、送電所からどの家庭に繋がっているかも東京電力が管理していなかったため、送電を停めてみないと停電するかどうかもわからないという状況でした。null
それもあって荒川区では、国(J-PEC)と東京都が行っている太陽光発電の補助以外にそれと併用できる形で荒川区独自の助成を行っています。
その取り組みは、取り付けた家だけにとどまらず、停電時、取り付けた家の近隣家屋にも電力を供給できるようにした場合、太陽電池モジュールの出力1キロワット当たり3万円、しなかった場合でも太陽電池モジュールの出力1キロワット当たり2万円で最大30万円まで助成するというものです。
さらに近隣家屋へ供給できるようにした場合、自立運転機能付太陽光発電装置用パワーコンディショナーの取り付け助成は別途最大10万円でるというものです。
荒川区街なかメガソーラーと題し、これに締結することが条件になっています。
例えば10キロワット出力の太陽光発電を取り付けた場合、国が350000円、都から100万円、荒川区から40万円の合計175万円が助成されることになります。
10キロワットの相場は500万円程度ですから約35%の負担軽減となり、10キロワットなら7キロワット分以上、年50万円以上の売電も期待でき、6年から8年で元が取れる計算になります。